中小企業にとってこれからは「サプライチェーンマネジメント」という考え方が
キーワードになってきます。多くの方が聞きなれないとは思いますが、この考え方は
「自社だけでなく子会社、取引先企業、下請け企業といった全ての関係する企業
ぐるみで生産、流通を考えよう」という考え方です。
中小企業経営者の方やそのシステム担当者の方の多くは「まだシステム化は必要ない」
とお考えでしょう。しかし先述の考え方は皆さまに否応なしにシステム化を必要とさせます。
「サプライチェーンマネジメント」とは製造企業グループで考えると材料の仕入れ、
各生産段階、配送、販売までの一連の流れを企業の枠組みを超えて最適化し、コスト
削減をはかるという考え方です。現在まで各企業が独自にコスト削減をはかって
きましたが、それよりもグループで考えた方がコスト削減ができるという考え方です。
これが利用されればメインの企業における進んだシステムや技術への速やかな対応
が各社に求められます。それに対応できないということはグループからの脱却を意味
します。いきなり高いレベルのシステムを導入するのは非常にリスクを伴います。
スキラップは各段階に応じた最適なソリューションを提供することにより、お客様の
真の I T 化の援助を致します。

代表取締役 片岡 明美